2023.09.21 UP
婚活中に適切な断り方・利用可能なLINE文例あり
- 婚活中に興味がなくなった相手をどのように断ったら良いですか?
- LINEで婚活相手に対する断り方を教えてください。
- 他に好きな人ができた場合、どうやって相手にそれを伝えるべきですか?
- 婚活パートナーへの断り方について、具体的な例文を教えて。
- 婚活中に相手を傷つけずに断るための良い方法は何ですか?
- 相手を傷つけることなく断るためのタイミングはいつが適切ですか?
こんにちは!一般社団法人日本婚活ダイエット協会理事の小澤愛美です。
今回はこのような質問にお答えしていきます!
婚活における一大課題は、「パートナー候補の条件に合致していても、何となく心地よさがない」「一度デートを楽しんでみたものの、その人を好きになる予感が全くない」等の状況に直面することです。更に、新たに興味を引く人が出現してしまうかもしれません。
そういった場合は、敬意を持って断る必要があります。
しかし、「相手の感情を傷つけてしまうのでは?」という不安から、なかなか断ることができずに困ってしまう方も多いでしょう。
そこで、婚活パートナーへの敬意を保ちつつ断る方法や、LINEで断る際の文例を提供します。また、適切な断りのタイミングについても解説しますので、参考にしていただければ幸いです。
無理に感情を育てるより、しっかりと断ることが大切
婚活を行っていても、なかなか恋愛感情が芽生えないのは普通のことです。一切感情が湧かないままで、同じ人との婚活を続けることは無意味です。
相手のためにも、断る勇気が必要です。
断る方法として、LINEのメッセージが適しています。
婚活のタイミングは一概には決まらない
20代の婚活中の方は、「まだ時間はたっぷりある!」という余裕があるかもしれません。30歳までに結婚が叶わなくても、30代初頭までに理想的なパートナーを見つけ、結婚すれば問題ありません。
しかし、40代に近づくと焦りが現れます。ゆったりと婚活を進めていると、気づけば40代に。この年齢になると、婚活はやや難しくなります。大抵の人が年齢的に若い人を好む傾向があります。
さらに、女性が出産を希望している場合、40代は厳しい可能性があります。
不必要に長引かせることは相手に対しても不適切「この人とは何となく合わないかな」と感じつつも、婚活を漫然と続けることは、相手に対しても失礼です。
実際には興味がないのに、相手に対して好意を持つかのようなメッセージを送る行為は評価できません。
婚活をスムーズに進行させるためにも、どう見てもうまく行かなさそうな相手に対しては、断るメッセージをLINEできっぱりと送るべきです。これが、双方にとって最善の選択です。
あいまいな断り方は避けるべき
断る際には、あいまいな表現は避けましょう。
相手が「もしかしてまだ婚活のパートナーとして考えてくれているのか? それとも、もう完全に別れの方向なの?」と混乱するようなメッセージは避けてください。
また、あいまいな断り方をすると、自分の意図が相手に正しく伝わらない可能性があります。自分では遠回しに断ったつもりでも、相手がまだ婚活を進めていると誤解し、余計な問題が生じる可能性があります。
問題を防ぐためには、「もう別れる決断をしました」という意志が明確に伝わるようにする必要があります。
相手の悪い部分を挙げることは避ける
恋愛感情が芽生えなかった理由は様々ですが、断る際にそれを指摘するのは避けましょう。それは相手を怒らせる可能性があります。
自分が断られる時に、「あなたのこの部分が気に入らなかった」と言われたら、どう感じるでしょう?「断られるだけでショックなのに、なぜそんなことを言うんだ」と思うでしょう。
相手の気に入らない点を明確に伝える必要はありません。
適切な拒否のタイミングは?
拒否するに適した時点は一概に定めることはできません。婚活の形式や関係の進行具合により、それは変化します。
メッセージ交換が開始された直後
マッチングアプリを利用してパートナーを見つけ、すぐに「これは期待できない」と感じたら、早めにコミュニケーションを止めるべきです。もし余計にメッセージのやりとりが続けば、相手は「これは前向きな関係かも」と誤解する可能性があり、後に問題を引き起こすことがあります。
特にあなたが女性で、婚活パートナーが男性である場合は、注意が必要です。マッチングアプリでは、男性側が使用料を支払っていることが多く、「相手に興味がないのにメッセージのやり取りを強制された」と感じたり、あなたが業者だと疑われる可能性もあります。
初デートから数日後
婚活パーティーや結婚相談所で知り合った人とデートの約束をすることは一般的です。その際、LINE等でのメッセージ交換はほぼ行わず、直接デートのステージに進むことが多いです。
この初めてのデートで、「何かが合わないかも」と不安を感じたら、それは婚活がうまくいかない可能性を示しています。何度かデートを重ねて相性が見つかることもあるかもしれませんが、初回のデートで違和感を覚えた場合、それは基本的な相性の問題を示すかもしれません。
もし、初めてのデートで「この人とはうまくいかない」と感じたら、デートが終わった数日後に相手にそれを伝えましょう。デート直後は、「今日は楽しかったです。ありがとうございました」等のお礼のメッセージを送るのがマナーです。
ただし、そのメッセージはシンプルに保ち、相手に無理な期待を持たせないようにしましょう。
次のデートの誘いが来る前
数回のデート後でも、「この人とは合わない」と確信した場合、関係を終了するべきです。相手の期待をこれ以上高めるのは良くないので、「もうこれ以上は無理だ」と決断したらすぐにその意志を伝えるべきです。
次のデートの誘いが来てしまうと、断るのが難しくなってしまいます。そのため、できるだけ早い段階でお断りのメッセージを送ることが望ましいです。
休日
相手にお断りのメッセージを送る際は、できれば仕事中ではなく、相手が休日を過ごしている時が最適です。
仕事中にお断りのメッセージを送ると、相手は混乱する可能性があります。
一日中働いた後、家に帰って来たところで、「私たちはもうダメです」というメッセージを受け取ったら、間違いなくショックを受けます。疲れている時には、どんなに思慮深くメッセージを書いても、相手は傷つく可能性があります。
逆に、休日であれば、相手はそれほど疲れていないでしょうし、落ち着いた状態で判断をすることができます。そうすれば、彼らは「これはショックだ!」と怒ることなく、あなたが別れを望んでいることを理解し、受け入れてくれる可能性が高まります。
婚活相手を傷つけない断り方の5つのアプローチ
婚活中の相手に対するお断りの方法は、直接的すぎると相手の感情を傷つけてしまう可能性があります。そこで、相手を尊重しながら断るための文例をご紹介します。
価値観の違いを理由に断る
お断りの際に価値観の不一致を挙げることは非常に有効です。結婚生活には価値観の一致が不可欠であり、その不一致を理由にすれば相手も認識してくれるでしょう。価値観は個々人の根幹に関わるもので変化させることは難しく、それを理由に挙げれば相手を否定せずに断ることができます。以下に価値観の不一致を挙げた断りの例文を示します。
「デートへのご招待、誠にありがとうございました。〇〇さんとの出会いから〇週間が経ち、楽しい時間を過ごすことができました。しかしながら、私たちの価値観が必ずしも一致しないように感じており、結婚後の生活を具体的にイメージすることが難しいです。
デートへのご招待、心から感謝しておりますが、今回は申し訳ありませんがお断りさせていただきます。
私とのコミュニケーションの時間をとってくださったこと、大変感謝しております。
〇〇さんが素晴らしい出会いに恵まれますことを、心から願っております。」
休日の不一致を理由に断る
休日の不一致は、婚活や結婚生活において重要な要素です。デートのスケジュールが合わないと、婚活そのものが難しくなるだけでなく、結婚後の生活でも互いの時間がずれてしまうリスクがあります。休日の調整も一筋縄ではいかないので、休日を理由にした断りは相手も納得しやすいでしょう。
休日の不一致を理由にした断りの例文は以下の通りです。
「こんにちは。〇〇さんと出会い、〇ヶ月が経ちました。デートを何度も重ね、有意義な時間を過ごせたことに感謝しています。
ただし、私たちの休日が一致しないことで、デートの日程調整が困難になっています。デートを楽しみにしていますが、結婚後も休日が一致しないと生じる問題を考えると悩んでしまいます。
〇〇さんの素晴らしい人柄を認識しているので、休日の一致が困難であることに心を痛めてお断りすることを申し上げます。
これまでのデートやメッセージのやりとりにお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
〇〇さんが素敵な出会いに恵まれることを、心から願っています。」
相手の感情を考慮しながら説明すれば、相手も理解してくれることでしょう。
未来のビジョンの不一致を理由に断る
結婚後の生活設計は、婚活の過程で必ず話題になります。
その際に、「子供の有無」「女性が仕事を続けるか否か」「夫の実家で義親と同居するか否か」など、詳細な点で考えが合わない場合があるでしょう。そのような点で大きな隔たりが生じれば、結婚への意欲を失う可能性があります。
未来のビジョンが合わない場合の断り方は、以下のようにします。
「こんにちは。〇〇さんとの交流を重ねる中で、多くのことを共有できました。
しかしながら、結婚後の生活設計については私たちの考えが一致しないことを感じています。
私は子供を望んでおらず、また現在の職業を続けることを希望しています。
それが叶わない場合、〇〇さんと結婚することは困難です。
そのため、これ以上の交流を続けることは適切ではないと判断しました。
私とのやりとりにお時間を割いていただき、本当にありがとうございました。
〇〇さんが今後、素晴らしい女性との出会いに恵まれることを、心から願っています。」
この際、どのポイントが一致しなかったのかを明確に伝えることで、相手も理解しやすくなるでしょう。何度話し合っても解決しきれなかったことを明記すると、より理解を深める手助けになるでしょう。
他に興味を持った相手がいることを伝える
婚活の過程では、別の異性が注目を集めることも珍しくありません。
そのような状況に直面した時、率直な意見を述べることが重要です。
他に心を惹かれる異性が現れた場合、次のように告げると良いでしょう。
「こんにちは。〇〇さんとの知り合いになってから〇ヶ月、多くの会話を通じてたくさんの感謝の気持ちを抱いています。
しかしながら、私自身、他の男性に惹かれる感情を持つようになってしまいました。それにより、今後〇〇さんとの交流を続けることは適切ではないと考えています。
したがって、恐縮ですが、これ以降の会話やデートの機会は辞退させていただくことになります。
これまで〇〇さんが私のために費やしてくださった時間に、心から感謝しています。
〇〇さんがすぐに素晴らしいパートナーを見つけられることを、心より願っています。」
"二股状態を避けるため"という点を強調することで、あなたの誠実な姿勢が伝わるでしょう。その結果、相手が傷ついたり怒ったりする可能性は低くなるでしょう。
仕事が忙しいことを理由に断る
婚活には時間を確保することが必要です。メッセージのやり取り、婚活デート、お見合いなど、どの行動にも時間が求められます。
しかし、仕事が極めて忙しく、リラックスする時間もなければ、それは十分にお断りの理由となります。
仕事の多忙を理由に断るときの例文は次のようになります。
「こんにちは。デートのお誘い、本当にありがとうございます。
私は結婚を希望し、〇〇さんとこれまで交流を深めてきました。
しかし、実際に婚活を開始してみると、仕事が非常に忙しく、婚活に必要な時間を見つけるのが困難であることに気づきました。
私がデートに出向けないことで、〇〇さんに迷惑をかけてしまうと思います。
したがって、今回は申し訳ありませんが、私たちの関係を終了させていただきたいと考えています。
これまで、忙しい時間を割いて私との交流を続けていただいた〇〇さんに、深く感謝しています。
〇〇さんがすぐに魅力的なパートナーを見つけられることを、心から祈っています。」
"迷惑をかけたくない"という表現を用いれば、相手を傷つけることは少ないでしょう。
まとめ
婚活中に断る連絡をすることは、それなりの勇気が必要です。しかしながら、結婚の意志がないまま、関係を長引かせるのは誠実さに欠けますし、時間が経つほど相手へのダメージも増大します。
「この人との結婚は難しい」と感じたら、なるべく早期に断る連絡をすることをお勧めします。それにより、相手を傷つけるリスクが軽減されます。
適切なタイミングと表現を考慮すれば、相手を傷つけずに断ることが可能です。勇気を出して、LINEで断りのメッセージを送ってみてください。
監修小澤 幸治
一般社団法人 日本婚活ダイエット協会 代表理事
仲人士・元結婚相談所カウンセラー
著書『ラクやせおにぎり(あさ出版)』『おむすびダイエット(自由国民社)』
全国15店舗展開中ダイエットプログラムBOXPRIME代表
元プロボクシング日本ランカー
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